holla!!!!
11/30のTravis Scottに引き続き、業界最注目アーティストが来日します!!!
そう、彼の名は
A$AP Ferg
Travis Scottに引き続き、今回のLIVEのライナーノート的なものを書かせて頂きました。何となくA$AP Mobってオシャレぢゃん!とりあえず乗っかっとこう〜みたいな方々も、彼の歴史を掘り返してみると、『へぇ〜!』と思ってしまう事がたくさんあるはず!是非是非読んでみて下さい!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2013年8月、デビューアルバム
『Trap Lord』をリリースした、HipHopシーン期待の新人にして、
2013年来日アーティストの真打ち。現在進行形のHipHopリスナーであるならば、知らない人は居ないであろう、エイサップ・モブからの第二の刺客エイサップ・ファーグが、遂に12/16大阪・アメ村グランカフェにやって来る。
独特なファッション性が注目を浴びるエイサップ・モブの中でも、一際輝いている彼の芸術性に一番の
影響を与えたのは、何を隠そう
父親である
ダロルド・ファーガソン-Darold Ferguson-の存在だろう。デザイナーとして活躍したダロルドことディー・ファーグは、地元・ハーレムに自身のブティックをオープン。レコード・レーベルからTシャツプリントの仕事などをよく引き受けており、P.ディディーを筆頭に、ザ・ノトーリアス B.I.G, メイス, トータル等が所属したレーベル
【Bad Boy Records】の、あの有名なロゴをデザインした人物である。
ファーグは、この偉大な経歴を持つ父親の影響で、幼い頃からアパレルデザインに執心しており、彼がデザインしたベルトは、クリス・ブラウンやスウィズ・ビーツ等も愛用しているそうだ。根っからのファッショニスタである彼は、ラッパーやプロデューサーの他に、ビデオ・ディレクターなどを抱え、音楽だけでなくファッションやスタイルも発信しようと作られた、地元・ハーレムのクルー
【エイサップ・モブ】に興味を持つようになる。ポエトリーの授業でラップに興味を持ち出した彼は、ご存知エイサップ・ロッキーの熱い誘いに応え、共にエイサップ・モブへ加入。エイサップ・ロッキー楽曲の客演などで、露出を増やしていく。
そして、2012年8月。アクセス集中による、サーバーのダウンなどの報告も見られた、エイサップ・モブ初のミックス・テープ
『Lords Never Worry』では、最多の7曲でヴァースを披露。収録曲
『Work』は、どこのクラブでも未だにプレイされ続け、Remixには、現在のメインストリームには欠かせない、そしてこれからの黄金期を作るラッパーが登場している。
常にシーンの話題の的となってきたファーグは、冒頭でも挙げたデビューアルバム
『Trap Lord』をリリース。初週で32,000枚もの売り上げを見せ、
全米ビルボード・ランキングで、見事
9位にランクイン。最高に
エキセントリックで、しかも
『Persian Wine』で聞かれるような、
バイオレンスに満ちたストーリー描写も出来る彼のスタイルは高い評価を得て、世界で最も注目されるHipHopの祭典
BET Music Awardsの
Rookie of The Yearを見事受賞。同時に、
Video Director of The Yearにもノミネートされている事からも、彼がただ過激で暴力的な人物でなく、芸術性を兼ね備えたアーティストである事がお分かり頂けるだろう。彼にとってのラップは、一種のアートでもあるのだ。
アートとHipHop。一昔前ならば、関連付ける事が難しかったこの2つが、近年のJay Zの活動により、広く浸透したように思われる。この2つの結び付きはJay Zオリジナルな発想だったのであろうか。かの
マイケル・ジャクソンのムーンウォークが、ストリートで遊ぶキッズにインスパイアされて編み出されたという逸話のように、近年のJay Zの活動も、ストリートのキッズ達、もっと言えば、周りにはなかなか理解されなかった、エイサップ・モブの活動が少なからず影響しているのではないだろうか。HipHopシーンに、強い影響を与えた彼ら
エイサップ・モブ第二の刺客“エイサップ・ファーグ”のパフォーマンスが、あなたに与える影響はとても大きいのではないだろうか。YouTubeだけでは感じ取れないものを、自らの糧にするチャンスを逃す手は無いだろう。
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彼らA$AP Mobと直接触れ合う機会が無いので、彼らの持つ芸術性ってのは理解しにくかったんですが、生い立ちなどを調べていく内に、どんどん魅力にやられていきました。正直、Fergはモブの中でも粗野で暴力的な印象しか無かったんですが、インタビュー読んだりしている内に、もっと深いラッパーなんだと知った。
まぢでFergは
New Yorkで見たかったけど見れなかったアーティスト第1位です。New Yorkに行く予定がある人も、そこまで簡単に見るチャンスって無かったりするので、このチャンスは是非逃さない方が良いと思います。
こんだけ騒がれてたら、XXL FRESHMEN 2014確実に選出されますね。でも、確かアルバム出してるアーティストはダメなんだったっけ??
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