ジャンル問わず音楽が好きな人なら一度は手にした事があるのではないでしょうか?人気コンピレーションCDの『NOW』シリーズ。そう、ジャケットにデカデカと『NOW』と書かれたアレです。ヒット曲をレーベル関係無しで収録という、始まった当初としてはとても画期的なコンピ。その時代をとらえるのにピッタリな内容で、自分もよく手に入れてました。w
現代みたいにインターネット等の情報源が無い時代では、こんなコンピレーションCDは貴重だった、と当時を生きた先輩DJがよく仰っていて、たとえばShy Guy / Diana Kingみたいなディスコ・ヒットを『ナウワン系』と言っておられました。(このくだり、前にも書いたような、、、)
Shy Guyは確か90年代の曲だから、『NOW 1』も勝手に90年代リリースだと思ってたら、1983年が始まりとの事で、収録曲もThe 80's Popsって感じの内容でした。
そして、最新のNOWシリーズでAmazonなんかで手に入るのが『NOW 86』そして『NOW 48』あれ???? なんで同じ『NOW』シリーズなのに最新作が2つあって、数字にこんなに開きがあるんだろう〜と思って、調べていくと、何とこの『NOW』シリーズ、世界各国(は、ちと言い過ぎだけど)それぞれ違った『NOW』が存在したのでした。ちなみに86が元祖であるイギリスのもので、48が1998年と意外と遅いスタートを切ったアメリカのものでした。
てっきり『NOW』シリーズってアメリカのものだと思ってたけど、発祥はイギリスだったんですね。。でも確かに上に挙げた画像の『NOW 1』には、Culture ClubだったりUB40だったりと、かなりUK寄りな選曲がされています。
ちなみにこの『NOW』シリーズ、1993〜2000年までは日本版も存在していたらしい。でも、日本で、こういった形のコンピレーションCDを販売するのってすごく難しいみたいで、東芝EMIグループが版権を持ってる曲しか収録出来なかったみたい。それが理由なのかは定かではないけれど、1977年リリースのWe Are The Champion / Queenが、1993年リリースの『NOW 1』日本版に収録されていたり、本来のコンセプトにそぐわない仕上がりに...。
良い曲ですけどね♪♪
イギリス版とアメリカ版2種類『NOW』シリーズがあるんですが、イギリス版にはAnimals / Martin GarrixだったりEat Sleep Rave Repeat (Calvin Harris Remix) / Fatboy SlimだったりBooyah / Showtekと、ボーカルの乗ってない、一般的なイメージで言うところのEDMもバッチリ収録されてて、そこだけでもイギリス/ヨーロッパとアメリカの文化の違いを感じてしまいました。同じ英語圏なのに何故なんだろ?
このテーマだけで本が出せてしまうんぢゃないかってくらい(言い過ぎ)、疑問に思ってしまいました。いつか答が出せたらいいな〜。
そしてアメリカ版には、最後の方数曲に『NOW』が推す!!みたいなアーティストの楽曲も収録されてるが特徴でしょうか。 インターネットなど、情報源が多数ある現代ですが、この『NOW』シリーズは音楽好き必携のアイテムではないでしょうか。
何か文字ばっかり長々とすみません。。w ちょっと気合い入れて書き過ぎました。。でわまた近い内に^^
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